<損賠訴訟>重なる医療ミス認め遺族と和解 三重・産科医院(毎日新聞)

 妻が出産時に寝たきりとなり後に死亡したのは、三重県四日市市の産婦人科医院の麻酔薬投与ミスが原因であるとして、遺族が医院と国を相手取り、約1億7000万円の損害賠償などを求めた訴訟は26日、医院との和解が津地裁四日市支部で成立した。

 原告側代理人によると、和解内容は▽医院が賠償金(額は非公表)を支払う▽過去に起きた3件の医療事故も、院長(69)の過失であることを確認する−−など。自らが医療ミスを繰り返す「リピーター医師」であると公の場で認めたと言える。院長は現時点では行政処分を受けていないが、同種の事故を重ねながら処分のないまま医療行為を続けるリピーター医師が社会問題化しており、国の今後の対応が注目される。

 原告は、同市の小学校教諭、伊藤永真さん(44)と家族。国に対しても院長への行政処分を怠ったとして賠償請求していたが、今回の和解により請求を取り下げた。【飯田和樹】

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<日米密約>谷内前次官の招致、自民が難色(毎日新聞)

 日米間の「密約」重要文書の一部が破棄されたと指摘された問題で、衆院外務委員会は24日の理事会で、東郷和彦元外務省条約局長から文書を引き継いだとされる谷内正太郎前事務次官の参考人質疑を行うかどうかを協議した。鈴木宗男委員長が招致に積極的な姿勢を示したが、自民党が「まずは外務省の調査が大事だ」と難色を示し、平行線に終わった。4月上旬に外務省有識者委員会の坂元一哉大阪大大学院教授、春名幹男名古屋大大学院教授ら4人から意見を聞くことでは合意した。【野口武則】

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判決文偽造し詐欺、元家裁書記官に懲役11年(読売新聞)

 偽造した判決文を使って計約6900万円をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた元京都家裁書記官広田照彦被告(37)(京都市伏見区)の判決が25日、さいたま地裁であった。

 田村真裁判長は「裁判所に対する国民の信頼を失墜させ、司法制度の根幹を揺るがしかねず、結果は重大」として懲役11年(求刑・懲役15年)の実刑判決を言い渡した。

 田村裁判長は「裁判所の社会的信頼を支えるべき書記官が、職務上得た知識や個人情報を悪用した悪質さ、大胆さは前代未聞」と述べ、マンションや金融商品の購入費用にあてるためだったとする動機に酌量の余地はないと指摘した。

 判決によると、広田被告は2007〜08年、京都地裁の判決文を偽造するなどして、相続遺産などを詐取したほか、さいたま地裁熊谷支部に偽造判決文を送り、振り込め詐欺事件の凍結口座の預金をだまし取るなどした。

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B型肝炎訴訟で閣僚会議=国家戦略担当相が窓口(時事通信)

 札幌地裁で和解勧告のあったB型肝炎訴訟への対応をめぐり、鳩山由紀夫首相と長妻昭厚生労働相、菅直人財務相ら関係閣僚が16日、国会内で初会合を開いた。
 会合で鳩山首相は「情報を密にし、共有しながら進めていく態勢をつくるように」と指示。窓口を仙谷由人国家戦略担当相に一本化することを決めた。
 他のメンバーは、平野博文官房長官、千葉景子法相と細川律夫厚労副大臣。
 仙谷氏は閣議後の記者会見で、同地裁の次回期日となっている5月14日までに対応を決めると指摘。長妻氏は「これだけの陣容できちっと対応するということだ」としたが、和解協議に応じるかどうかは明らかにしなかった。 

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<火災>2棟焼き独居の86歳死亡 大阪(毎日新聞)

 13日午前2時半ごろ、大阪市阿倍野区阪南町3、無職、近藤純(すみ)さん(86)方から出火。木造2階建ての近藤さん方延べ115平方メートルと、西隣の民家延べ約80平方メートルを焼いた。近藤さんが全身にやけどを負って、約2時間半後に死亡した。

 大阪府警阿倍野署によると近藤さんは1人暮らし。同署は出火原因を調べている。近くに住む主婦(71)は「消防車のサイレンで目が覚め、寝間着姿で外に出ると、(焼けた家から)火の粉が舞い、黒い煙がもくもくと出ていた。消防から『逃げる用意を』と言われ、貴重品だけ持ってきた。びっくりした」と話していた。【野田武、田辺一城】

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<衆院委>子ども手当法案を可決 高校無償化法案も(毎日新聞)

 中学卒業までの子ども1人あたり月額1万3000円を10年度に限り支給する子ども手当法案が12日の衆院厚生労働委員会で民主、社民、公明などの賛成多数で可決された。3党による修正で、支給対象外となっていた児童養護施設の入所者に必要な措置を講じる▽11年度以降の子育て支援策の拡充を検討する−−との付則が盛り込まれた。

 高校授業料の実質無償化法案も同日の衆院文部科学委員会で可決。付則に施行3年後の見直し規定を加える修正が行われた。

 両法案は16日の衆院本会議で可決され、参院に送られる見通し。

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 国営諫早湾干拓事業(諫干)の開門問題について政府・与党3党の考え方をまとめる検討委員会(座長・郡司彰副農相)の初会合が9日、国会内で開かれた。地元選出の与党議員らが出席し、農林水産省の担当者がこれまでの経緯を説明。検討委は今後、毎週開かれ、地元知事らの意見を聞きながら方針を決める。結論を出す時期について赤松広隆農相は同日の閣議後会見で「参院選もあり、落ち着いた中で答えを示した方がいいのではないかとの判断もある」と述べ、今夏参院選後となることもあり得るとの考えを示した。

 メンバーは九州各県選出の民主党衆・参院議員と国民新党の森田高参院議員、社民党の中島隆利衆院議員ら計11人。検討会では今後、開門の是非だけでなく、農業での塩害や漁業被害など開門した場合の影響、諫干訴訟の控訴取り下げについても話し合う。

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 自民党の河野太郎元法務副大臣は4日、夏の参院選をにらんだ党再建策について、「連休(GW)前には、谷垣禎一総裁に決断をしてもらわないといけない」と述べ、連休前に谷垣氏を除き党執行部の一新が必要との認識を示した。

 また、「誰が見ても利がない審議拒否をして失敗した。まるでなかったかのごとく振る舞うわけにはいかない」として、川崎二郎国対委員長ら責任者の処分を求めた。都内で記者団の質問に答えた。

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吉川英治文学賞に重松清さん(産経新聞)

 第44回吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催)は5日、重松清さんの「十字架」(講談社)に決まった。賞金300万円。第31回同新人賞には池井戸潤さんの「鉄の骨」(講談社)と、冲方丁(うぶかたとう)さんの「天地明察」の2作が選ばれた。賞金各100万円。第44回同文化賞は、川田昇さん(福祉家)▽久連子(くれこ)古代踊り保存会(熊本県の重要無形文化財の伝承団体)▽菅原幸助さん(中国残留孤児の帰国支援)▽明珍(みようちん)宗恭さん(甲冑師)の3個人1団体。賞金各100万円。贈呈式は4月10日、東京・内幸町の帝国ホテルで。

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<自民党>「ベテランはTV遠慮を」中堅から不満(毎日新聞)

 自民党の谷垣禎一総裁と大島理森幹事長は3、4日の両日、党本部で所属衆院議員と当選回数別に懇談した。夏の参院選の取り組みなどを自由に意見交換し、結束を確認するはずだったが、党の支持率低迷や国会対応への不満が相次ぎ、執行部と中堅・若手議員の溝が浮き彫りとなった。

 懇談は当選5回以下の議員を対象に行われた。4日の会合では、当選5回の河野太郎国際局長が、成果なく終わった衆院の審議拒否戦術について「失敗して、まるでなかったかのごとく振る舞うわけにはいかない。責任を取ってほしい」と執行部を追及。その後、河野氏は記者団に「昔ながらの人が(表に)出ているのでは、自民党が変わったことにならない。(5月の)連休前に総裁に決断していただきたい」と述べ、谷垣氏は執行部を一新すべきだと訴えた。

 同じ当選5回の平沢勝栄元副内閣相は衆院予算委員会での同党の質問者について「テレビに出るのは同じ顔ばかり。ベテランは遠慮すべきだ」と迫った。

 ただ、今国会でテレビ中継された衆院予算委の質問者は、当選3回以下が5人▽4〜6回が10人▽7回以上が6人−−で、必ずしもベテラン偏重ではない。それでもこうした不満が出るところに、世代間対立の根深さがにじむ。

 3日に出席した当選1回の小泉進次郎氏は「(若手は)チャンスを与えられ、経験を積ませてもらっている。そういう自民党の姿の見せ方をもっと考えてほしい」と要請した。

 中堅・若手に突き上げられた谷垣氏は4日の記者会見で「変わった、変わらないというのは見方によって違う。各委員会で法案審議が始まるので、(若手も)奮って参加してほしい」と挙党一致を呼びかけた。【木下訓明】

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